はじめに

「お祈りって、本当に意味があるの?」

神様にお願いしたら、本当に願いが叶うの?
お祈りしたところで、何かが変わるの?
そもそも、神様が聞いてくださっているかどうかも分からないじゃない?
そう思うのも無理はないと思います。

目に見える相手に話しているわけでもないし、お祈りしたからといって、必ず思いどおりになるわけでもありません。

じゃあ、なぜ私は11年間もお祈りを続けてきたのでしょうか。
今回は、信仰生活11年目の私が、お祈りを通して実際に経験してきたことや、祈ることの意味について考えていることをご紹介します!
もちろん、私自身の経験と考えなので、そのつもりで読んでいただけたら嬉しいです。

そもそも、お祈りにはどんな意味があるの?

お祈りは神様との対話です。

・感謝すること
・悔い改め(反省すること)
・願い求め
などを通して、神様の前に進み出ることです。

あなたがたは主にお会いすることのできるうちに、 主を尋ねよ。 近くおられるうちに呼び求めよ。

‭‭イザヤ書‬ ‭55‬:‭6‬ 口語訳‬

お祈りしたら、本当に何かが変わるの?

祈ったら自分の環境が思いっきり変わって、夢のような生活が・・・✨みたいなことにはならないです。笑

ただ、自分の決心が固くなったり、神様が共にしてくださると思えるだけで、力強くすべきことをできるようになるから、それで事態が好転することはあると思います。

わたしを強くして下さるかたによって、何事でもすることができる。

ピリピ人への手紙‬ ‭4‬:‭13‬ 口語訳‬

心が強く、愛で溢れ、正しくあれるなら、何があっても真っ直ぐ生きていけるんだと思います。お祈りにはその力になる効果があるなと感じています。

お祈りしたことが叶った経験はある?

うーん、色々ありますが、私の中で印象的な出来事を1つ紹介しますね。

それは新卒で入社した会社で2ヶ月ぐらい経った頃。
「うまく働けるかな、馴染めるかな」とソワソワしていた私に、同じ部署の先輩が急に『別に新卒がほしいなんて頼んでないから』と言ってきたんですね。

「はあ?」って感じだったんですけれど、歓迎されていないことも割とショックで。
就職活動は自分もESや面接対策も結構頑張ったんですけれど、「社会人生活として、私が一番今後必要なことを学べる会社にしてください」と祈りながら就職活動をして入った会社だったので、先輩の心無い一言を聞いて「本当にここで働く意味あります?」って思っちゃったんですよね。

で、そのままやめちゃってもよかったんですけれど、私は結構祈ってきていたから、「ほんまに神様がここの会社がいいと思っていらっしゃるのか確認しよ」って思ったんですね。
そこから2~3週間祈ったんですけれど、ある日の水曜礼拝で出てきた御言葉が『位置が大事だ』という内容だったんですね。

「自分自身について悟って開発して、もっとよく作りなさい! しかし「違う位置、違う使命」をしようとしないで、<自分の個性の位置>を守って、そこでもっと大きくなり、素晴らしく作ること」だ。
<ブドウ>が「梨、リンゴ、バナナ、イチゴ」にはならない。<ブドウ>は「ブドウ」としてもっと大きくおいしく作ることだ。 これと同じく、各自「自分の個性の位置」を守って自分を開発することだ。

2017年7月19日 水曜礼拝「位置が大事だ」

「これだ!!!個人の話をしているけれど、部署を1人の人間として考えたら答えが見えそう!」と思ったんです。
この御言葉を皮切りに、会社の変遷、部署の成り立ち、今の部署の状況、あのES内容で会社はなぜこの部署に自分を新卒で入れたのか、先輩がなぜその発言をしたのかなどを、考えるたびにスルスル分別できるようになったんですよね。

そのおかげで、その会社で部署として取り組まないといけないことも、なぜ自分がここに選ばれているのかもわかるようになりました。
わかるようになったら自信がついて、1つずつ何をして行かないといけないのかも見えるようになりました。
数年経ったら、ストレスなく仕事ができるぐらいまでに成長していましたね!

これは、本当に祈ってよかったことだったなって思います。

お祈りしても叶わないことはあるの?

単純に自分のわがままで「できないように/機会をなくしてください」と祈ったことは、どれだけ理にかなってそうな内容だとしても、まあ本当に叶わないですねえ。
そういう時は諦めて、考えを切り替えられるようにお祈りします。
そうしたらスルスル物事が進んだりするんですよねえ。

後は、「神様が願われていないこと」は叶わないと思っておいた方がいいです。
でも、基本的には人間に尊く正しく甲斐ある人生を生きてほしいと願ってくださっているので、その道を外すようなことは叶えてくださいませんね。

お祈りの答えは、どうやって分かるの?

・御言葉
・周りの人
・動植物の姿
・目に入ったもの
・夢
など、いろんな形で祈りの答えを実感します。

もちろん、目に入ったものが全部神様からの答えだと思っているわけではありません。
お祈りしてきた内容や、実際に起きていることを照らし合わせながら、自分なりに考えて判断しています。

お祈りすることで、自分自身はどう変わった?

私にとって、お祈りは
・自分自身の考えの整理
・神様への意見表明
でもありますが、何より一番は「神様を信頼しているという意思表示」です。

誰にも話していないことを、神様だけにはお祈りで話しているのでね。
心の内側、誰もわかっちゃくれないだろうという部分を、「神様だけはわかってくださるし、なんならそれを伝えていれば、自分が考えているよりももっと良い機会を下さる」とも思っています。

こういう信頼関係は、神様に向かって祈り倒さなかったら得ることのない自分自身の存在意義の確認というか。自分が自分であっていいという証明になっていると思います。

いつも私の祈りの方針になっている聖句を1つ紹介しておきます。

民よ、いかなる時にも神に信頼せよ。 そのみ前にあなたがたの心を注ぎ出せ。 神はわれらの避け所である。〔セラ

詩篇 62:8 口語訳

11年間祈ってきて、今はどう考えている?

「祈りは酸素のようだ」と思っています。

『祈りは呼吸だ。呼吸をしないと人は生きられないように、祈りは信仰の呼吸だ』と教わっていますが、本当にそうだなと思っています。

どれだけ祈れない時期があったとしても、どこかで必ず「祈りたーーい」と思う機会が来て、腰が重くても祈った時に神様が全部受け止めてくださって、わかってくださっているのを感じるのでやめられないですね。笑

よく聞かれる質問

Q. お祈りしたら、必ず願いは叶う?
→私は、神様が願われることは、ふさわしい時に実現すると信じています。ただ、何が神様の願われることなのか、私自身が最初から分かるわけではありません。
神様が人間を大切に思われて、それぞれの人生を正しく尊く生きてほしいと願われていらっしゃるので、それに準ずる内容なら叶うのではないでしょうか。
ただし、タイミングはあります。すぐに叶わなくても神様が願われている御心ならば根気強くお祈りすることも大事です。

Q. 同じことを何度も祈ってもいい?
→はい!もちろん!私も10年以上祈っていることもあります!
鄭明析牧師も20年、30年、40年、50年祈っていてやっと神様がくださったとおっしゃっていることもあるのでね。
個人的にはすぐにもらえないと思っていた方が、精神衛生上楽しくお祈りできます。笑

Q. 自分のためにお願いしてもいい?
→当然!私は特に仕事のことは自分のために祈ってばっかりです。笑
職場に行った時にだけお祈りする「毎月職場お祈り」という謎祭りを開催しています。
毎月の仕事に合った内容でお祈りする内容をカスタマイズしています。

Q. 神様から直接返事が聞こえるの?
→「そうだ〜〜〜」みたいな感じですかね?
直接聞こえることなんて、もうほんとうにめっっっったにありません。
直接神様の声が聞こえてやりとりできるのは聖書の中に出てくるメイン人物ぐらいじゃないでしょうか。
なので私はいつも伝えておくべきところは全部伝えて、「明らかに止めない限りすべてOKと思って動きますよ?いいですね??」と祈っています。
そうしたら、本当に神様の目から見てダメなものはなんやかんやでできないようになります。もしくは自分の想像以上に良くなる方法に変わるとかね。
私は環境と起こっている事実で判断しています。

Q. お祈りしても何も変わらなかったら?
→そういう時は点検TIMEですね。
・タイミングがまだ来ていないだけか
・頑張りすぎor頑張らなさすぎなのか
・祈る内容は理にかなっているのか
・切実にできているのか
あたりを確認して、諦められなかったり、頑張るべき内容なら再チャレンジします!

まとめ

今回は「お祈りって本当に意味があるの?」という話でした。

11年間お祈りをしてきましたが、祈ったことが全部自分の思いどおりになったわけではありません。
それでも、お祈りを通して自分の考えが整理されたり、進むべき方向が見えてきたり、もう一度頑張ろうと思えるようになったり。そういう経験をたくさんしてきました。

私にとってお祈りは、単に願い事を叶えてもらうためのものではありません。
神様に自分の心を伝え、神様を信頼しながら、自分自身もよりよく生きていくための時間です。
だからこそ、11年間続けてきた今では、お祈りは酸素のように欠かせないものになりました。

もちろん、祈れない日もありますし、祈ってもすぐに答えが見つからないこともあります。笑
それでも、これからも神様に自分の心を注ぎ出しながら、一つ一つの経験を大切にして生きていきたいと思います!

次回予告

次回は「神様って本当にいると信じているの?」です!

目に見えない神様の存在を、どうして信じられるの?
疑ったり、信じられなくなったりすることはないの?

信仰生活11年目の私が、神様の存在をどう捉えているのか、そして11年間で信じ方がどう変わってきたのかをお話しします!

ABOUT ME
でんでん
神様の次にベースが大好きなキリスト教福音宣教会の関西人。 企画職やってます。多趣味な人間。神様の「愛」・「赦し」を表現するサウンドクリエイターになりたくて色々奮闘中。