「神様を信じるようになって変わったことって何ですか？」
・・・って、よく教会の後輩とか聖書学び始めの人に聞かれるんですけれど、私、全然答えられなかったんですよねえ。
あんま何も変わっていないというか。「わ〜！救われた！誰も教えてくれなくて、ずっと一人考えていた心理的事象や人生のあれこれについてが、御言葉を学んでスッキリ解けたわあ〜」ってなったから神様を信じるようになったけれども。
神様を信じるようになって私自身の考え方や生き方が劇的に変わったわけではなかったんですよね。私の場合。『すっごく丁寧で他の問題も全部解けちゃうような素敵な公式付きの答え合わせ』ができた〜！って感じだったんですよ。これで何があってもどうにか解いてやっていける〜！みたいな。
スンッ( ･-･ ) ってなった笑
私、あれが嫌いなんですよ。
指摘したり、指摘されるの。
というか、悪口も文句も指摘もアドバイスも全部強い言葉に感じるから苦手。
なんだな、と自己分析。
ただの世間話で終わるような「あの人、〇〇だってさ」みたいなしょーもないも、ナイフかハサミかカッターみたいな言葉に感じる時があるんですよね。究極かよ。
大体そういう時、私自身のメンタルが淀んでる時なんやけれどもね。笑
＋自分に対してすんごい理想が高い
だから『友達と深く付き合う』『人と長く付き合う』ことが苦手なんだなって、改めて思ったんですよ。
自分が１回「あー、やってもーた」って思ったり、「流石にこれはないわ」って相手に思ってしまった時、大体疎遠になる。というか疎遠になりたくなる。「こんな私は受け入れられないだろうな」と思うし、「人に対してイラつく感情持ちたくない」とも思うから。
人生のターニングポイント(高校入学、大学入学、入社、とかの新しい環境がスタートするタイミング)で、それまで仲良かった人とも一気に連絡を取らなくなる。
「私は新しい場所でなんとかやってるし、向こうにも新しい環境に行ってるんだからわざわざ連絡取るのは悪いよなあ」という謎の気遣いが発生する。
1人の時間が割と好きだから、それでも苦ではないんだよな。
「呼ばれたら行く」という状況になる。そしてありがたいことによく呼ばれるけれど、それに「なんで？」って思ってしまう私がいてる。
逆に一期一会の出会いは得意で。
別に素でいようが『1度きりならお互い迷惑にならないだろう』って考えになるから。
そういう時に限って「わー！でんでんちゃん、めっちゃコミュ力あるね〜」とか言われまくるんですよね。
はじめは「いやいや、一期一会な感じがするから素でいれているだけで〜」って謙遜するけれども、言われまくると謙遜を忘れちゃうから、褒められた言葉がそのまま『私は人付き合いが大得意なようだ』という自己認識を形成しちゃってたみたいです。
ほんと、自分に対してとんだ誤解をしていたようだ。笑
というのをつらつら語ったけれども、冒頭に戻ってみる。
誰か「神様を信じるようになって変わったことって何ですか？」
私 「『人付き合い』ができるようになった！」
これからこう言うことにします。
向き合うこと、許すこと、成長することを喜びとすること、長く太く付き合っていくこと、etc…そういうのは神様と向き合う中で身についたんだなと思います。
御言葉を頭では理解できるけれど感情としては受け入れられなかったり、意味がわからなくて一緒にいれないって思ってしまった時。
今までなら逃げていたというか、諦めて向き合うことすらしなかったんですけれどもね。
神様にぶつかって、祈って、たくさん話して、神様は霊だから見えへんけれども一緒に生きるように努力して、自分の今までの人生も話して、神様のことも学んでみて。
わかりあってぶつかりあって。自分の嫌なところも見られたし、神様に対して嫌だなとも思ったけれども、それでも一緒にいれる神様を知ったこと。
人とも長く付き合いをしていけたらいいな、って考えが変わったこと。
これが私の、「信仰生活をして一番変わったこと」だと思います。
他の人からすれば「そんなこと？」みたいなことな気がするけれども、私からすれば革命的だったことは変わらなくて。胸張って言えるよ。信仰生活8年目が終わりそうな時に気づくものがこれでいいのか、とちょっと思わなくもないけれど。
まあ、私の性格から考えたらすんげえ宝のような変化だということです。笑
そんなことをつらつら考えていたら「これはブログ行きだ」という感動を受けたので書きました。ちょっとスッキリした。
足りていないところばかりだけれど、今を愛そうと思いました。うん。
もうちょっと肩の力を抜いて生きられそうな気がするよ。
おやすみなさい〜〜〜
