新卒から7年働いた会社を辞めて、次の会社で新しくスタートを切ることになりました。
せっかく転職したのでね、記録を残しておこうと思いました!
転職のきっかけと在職中の色々(この記事) / 自身のキャリア形成について / 爆速で終わる転職活動〜祈りのしるし〜、の3本でお送りする予定です。
どこかの誰かの参考になる・・・かもしれないし、そうじゃないかもしれない。
1人の体験談として楽しんでいただければめっちゃ嬉しいです。
「転職」を意識始めた時期
私がいつから転職を考えていたかというと、3年目の時ですね。
その時は「転職するぞ!」という前向きな感じではなく、離職率の基準が入社3年以内となっていることがほとんどなので、その3年を迎えた時に考えましたね。このまま続けていていいのかなあ、変えたほうがいいのかなあ・・・という多分誰もが通る道を通りました。笑
その時の結論は、転職しない。でしたね。
私自身、環境を変えるべきか悩んでいるときには、「やり切った!もう新しくできることはない!」と思えているかどうかを指標にすることが多いです。
まだできることがあるなあ、と思うなら工夫して新しく頑張って時間を投資する価値はあると思っています。
3年目の時期は仕事に対して「いや、もう何を見渡しても新しくできそうなことがない!」とは思わなかったんですよね。むしろ、「まだまだこれからやってみたいことや、成果をあげてみたいことがある!」という気持ちでした。なので、頑張るという選択をしたわけです。
ですが、この時に「いつか転職するんだろうな」という考えがこっそり私の頭の中に居座るようになりました。度々浮かんできていましたね。
ちょっと嫌になった時とか、小さな限界を感じるたびに「転職する」と頭に浮かんできていましたが、今思うと「逃げ道がある」ってすんごく心強いことなんですよね。他の道を探してもいいってやつです。私が主日礼拝に初めて参加した時の主題が『他の道があるから縛られるな』だったので、それ以来「どっかに自分でも想像できないような抜け道があるから、ここでダメなら一生だめだ〜〜〜なんて思わないようにしとこ」と意識するようになりました。今思うと、マインドセットとして最強すぎる。神様、超ありがとうございます。
というわけで、「この会社で新しくできることは全部やってみよう。うまくできなくてもチャレンジして何か感想でもヒントでも得れるなら幸いだ。もしそれでも面白くなくて辛いなら、限界が来るまでに転職しよう」というメンタルが出来上がっていたわけです。
足枷にも追い風にもなる人間関係
もーーーっと細かくいうと、新卒で入社してすぐの試用期間に辞めようかなと思ったこともあります。それが、人間関係です。笑
詳しくは控えますが、1つ書くなら、入社して2週間ぐらい経った頃、同じ部署の先輩から「新卒がほしいなんてこっちは一言も言ってないんだから」と言い放たれました。笑
何言われたのか分からなくてすごく衝撃的だったし、かなり悔しかったですね。「雇ってくれたのは会社であって、あなたじゃないですよね?私の学生時代のエピソードや志望動機を聞いた新卒の採用担当者が会社に必要だと思ってくれたからこの部署に入れてもらってるんですけれど〜!?」って、その日の夜に神様にお祈りしていたら怒りが沸々と湧きました。
まあ、表には出さずに飲み込みましたけれども!頑張った!
イエス様も聖書の中でこう仰っていますからね!
『隣り人を愛し、敵を憎め』と言われていたことは、あなたがたの聞いているところである。 しかし、わたしはあなたがたに言う。敵を愛し、迫害する者のために祈れ。
マタイによる福音書 5章43-44節
そう思っていたら、先輩がそういう風に後輩に当たってしまうぐらいに、間に挟まれるような大変な状況で働いていたんだなということが、仕事をする中でわかってきました。
多分、いちゃもんつけられた時に聖句を意識せず、祈らずに反発していたら、ここまで詳しく先輩の状況も把握することなく『あの人は相手の立場も考えずにきつい言葉を言う心ない人や。私の好くタイプではないなあ』と決めつけてしまっていたかもしれません。
続けていると良いこともある
入ってすぐに辞めなくてよかったな、と思う経緯があるんですよ。
その先輩が教えてくれる仕事内容は、半分はやる意味もやり方もわかるけれど、もう半分はそこまでしなくて良いんじゃないかと思うような内容だったんですよね。
今思うと、他の部署の人が絶対にやらなきゃいけない仕事を「私たちの部署の仕事だ」という顔でやっていて、それを他のメンバーにも押し付けていたんですよね。社内の中の新規事業だったので、みんなが通常業務で忙しくて対応してくれなかったから自分でやったんだろうなと思っていますが。
多少ならそういうのやって良いと思いますが、私の仕事をするスタンスが『誰でもできる、を目指す』『部署として会社が求めている動きをする』だったので、本当に先輩と考えが合わなかったんですよ。
「先輩みたいな働き方をするんだったら、私が面接で伝えた話とか個性を全く活かさなくて良いじゃん〜。じゃあなんで採用したんだよ会社は〜。私の個性や会社が事業拡大したいと思う筋道を考えたら、もっと違うアプローチで仕事しなきゃいけないと思うんですけれど」って悩んでいたある夏の日、礼拝での御言葉に救われたんですよね。
あなたは水泳選手に「登山をしなさい」と言って登山ばかりをさせるのか。
2017年7月19日 水曜礼拝『位置が大事だ』
水泳選手は泳いでこそ才能が輝くのに、全く違うジャンルの登山をさせてばかりでは、水泳選手という位置を守れない。逆に登山家に水泳ばかりさせても個性が輝かない。
そういう御言葉だったんですよ。
これを聞いてから、「私のやってきたことを活かしてできる仕事だ、と会社が判断してくれたから採用されたんだな」と改めて考えて、自分に自信を持つようになったんですよね。
「どうやら今私が先輩から教えてもらっている仕事のスタンスと、会社が私にやってほしいと願っている仕事の内容は違っているみたいだ。先輩からは必要なところだけ学んで、あとは会社から見た正しい立ち位置で仕事ができるように工夫しよう」と思うようになりました。
この御言葉を聞いてから「やれるだけやってみるか」の精神に変わったのを7年経った今でも覚えています。
なんで、先輩が色々裏であることないこと言っていたりしたのも知っているし、自分が気に入られるようにわざと会話に入ってきたりとか、そういう地味な嫌がらせ?なのか分からんけれど気に触ることもたくさんされましたが、許しつつやれてこれたんだと思います。
ちなみにですが、この時、仕事での立ち位置を守って、考えて、同じ部署の人が誰もしていないような工夫をして、チャレンジしたら、1~2年の種まき期間の後に面白いぐらい数字が伸びたのでびっくりしましたね。正しい努力は裏切らないということはこのことか!と思うようになりました。
この経験が、転職活動で話すことのできる業務実績と工夫した点になりました。めっちゃ神様ありがとうございます。ほんと核心掴んでる御言葉だから大好きだわ。
この内容を振り返る際に、めっちゃ前のブログで同じことを書いているのを発見したけれど、文章とか構成が拙くて、でも当時の初々しさが出ていて笑っちゃいました。社会人になってすぐの方とかは読んでみても良いかもしれないです。
やっぱ限界だわ!転職する!
しかし、そんな私にも転職のタイミングがやってきました。
そうです。『やれることやり切った気がする!』の時期に突入しました。
ちょうど6年経った頃ですね。
エリア変更があったり、担当者の変更があったり、部署が大きくなったり、と何か頑張るごとに会社の環境が変化して、それに伴って私も新しくチャレンジができていた日常が終わりました。停滞期です。
そういう停滞期に一番先に動くべきは管理職だと思います。思いませんか?
ここでピンときた方は感がいいですね。上記で記した先輩は管理職になっていたんですよ。
でも何も動かないし、むしろ現状維持を好む。新規事業なので現状維持は好まれない部署にも関わらず。
ここまでなら慣れているし、先輩の性格もわかっているので私の中でも腹落ちさせていました。ですがしかし!ここでプラスして、育休から帰ってくる社員への悪口や、中途入職で入ってきた社員への悪口がひどくなってきました。しかもあることないことを上役に伝える始末。そして自分の頑張っているアピール。
バサバサ文章を書いていますが、私は悪口の空間が死ぬほど嫌いな人間です。なぜならめっちゃしんどくなるし気分が悪くなるからです。悪口を聞いて、言われている人の印象を勝手に下げることはしないように意識しますが、耳から入る情報で脳に余計な情報がインプットされちゃうので本当にしんどいです。特に事実と違うことで悪口を言っている時は最っ高にむかつきました。笑
あかん、ストレスで限界突破しそうやわ。
この状況、先輩が管理職として部署を前向きに動かしていこうと思って意識するなら全力で私も動くけれど、先輩自身が諦めてしまっている。そして悪口は先輩自身の保身のために止めることはできなさそう。うーーーん。
・・・とか思っていると体調を崩して、中学生以来10年以上かかっていなかったインフルエンザにかかりました☆その時に思いました。
あかん。これは逃げるべきやつや。転職だ〜〜〜!
ここでタイトル回収です。『結局は人間関係』。
私は先輩と前向きに関わることを諦めました。限界突破です。
「これは無理だ!お手上げやわ!私は仕事としてもちょうどやれることやって停滞期だったし、意を決して新しい場所に行くか!もうまじ無理!転職する!知らんもう!」
そう決意してから2ヶ月で転職先が決まり、給料も上がり、引っ越しもして部屋が広くなり、定時が短くなった職場で新しく働くこととなりました。
一方で周りの人にたくさん助けられていた
まあ先輩とはそんな感じで、そりが合わない、ノリも合わない、スタンスも合わないという三重苦な関係を、ごちゃらせないように一線引いてやってきていました。
が、他部署の人たちや、連携取らないといけない人たちは、癖が強い人たちもいましたけれども、どんな人とも誠実に謙虚に楽しく働けるように意識して接していたら、たくさん助けてもらって仕事ができるようになっていました。ありがたかったです。本当に。
仕事内容を明確には書いていないですが、総合職だったので裁量権があるような仕事かと思ったら部署の立場上あまりなかったような業務だったので、やっぱり<協力する>というのが欠かせなかったと思います。
ペーペーにも関わらず、この道ウン十年のベテランさんも優しく接してくれたり教えてくださったので、そのような方々には感謝しかないですね本当。
ちょっと上記の内容が愚痴っぽくなっちゃったので、ちゃんといいところもあったということを記載しておきます。会社が将来を見据えて経営しようとしていたところは、平社員の私でもわかったので、そういうところはすごく魅力ポイントが高い会社でしたよ!転職した今でもそれは思います。
まあそれでも同じ部署の先輩(しかも管理職)がそういう状況だと耐えれなかったのが、私ですね。
怒涛の展開で転職活動スタート
そんなこんなで、色々ありましたが「おさらばしてやる!」という逃げの気持ちで転職活動を始めました。
私には「意義があればとことんやる」という性格が多少あるみたいなので、大義を求めて新しい就職先には行くようにしよう、と思うようになりました。
就職にはいろんな判断軸がありますから、自分に合ったところを選びたいと思うようになりました。
時間/お金/仕事内容/勤務地/住む場所/定期券の範囲/キャリア形成・・・基準になるものはたくさんあると思いますので、自分が何を優先させたいか考えておくのがいいかと思います。そうしたら転職したいと思った時にすぐに動き出せるので。
人生、逃げなきゃいけない時がある。
「これぐらい耐えなきゃ」「私ができないから」とか思いながら働いている人がいるなら、”自分の限界”は絶対に見極めてあげてくださいね。限界線を超えるとメンタルと体がぶっ倒れますから。私は今思い返すとメンタルが死んでいましたねえ。メンタルにつられて姿勢も崩れていたし体力も貧弱になっていたなと思います。
そうなる前に思い切って転職活動に踏み切るのもお勧めします!いやまあすぐにできれば苦労しないんやっていう話なんですけれどね。。。
私はウジウジしているところを、めぐみのあそぶろぐのめぐみ姉さんに相談したことがありますが、姉さんは「在職中に何回か転職活動して、面接官に褒めてもらうことも多かったから自信持てたで〜」と軽く言っていたので大尊敬しました。強い。笑
やってみたら私もそう言える立場になりました。
逃げると言っても、「新しい場所で働く」っていう逃げなので、正確にいうとほんまの逃げではないんですよね。
私は「自分には合ってないな、逃げよう」って形で、教会内での仕事や、通う教会も変えていますからね。それでもこうやって生きているので、逃げも案外悪くないかと思います。
人生を楽しく生きるためのデッキに、ぜひ1つ「逃げ」を入れてみてくださいな。
ということで、転職のきっかけはここまで!
気づいたら1時間ぐらいパソコンに向かっていて、5500字以上打ち込んでいました。レポートやんけ。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!
次回はキャリア形成編の予定です!