聖歌隊長シリーズ

【#7】心の内を分かち合ったオリブができるまで【がんばれ!新米聖歌隊長】

今日は組織のリーダーを任された時、「1人じゃやっていけない」ということを痛感した話

書きたいことはあるけれど、記録していくの難しいね。
私個人の意見がたくさん入っています。参考にするところはしてください!

この使命をいただくまで、賛美・音楽・芸術・礼拝に関してあほほど祈ってきました。
「神様へ捧げる賛美はどういうものか」
「礼拝の時、聖歌隊はどういう役割をしているのか」
「どう歌ったら神様の心を動かす賛美になるのか」
「最高の芸術を作るために必要なことは何か」
こういうことを悟りたくてしょうがなかったんです。たくさん祈って、たくさん歌って、賛美を捧げる姿をたくさん見て研究しました。まだまだ悟れていない部分はありますが、それでもたくさん教えてもらったと思います。

私が礼拝デビューして半年〜2年半ぐらいまで。聖歌隊をしながら祈りまくって、<主を迎える礼拝>に挑戦して、1つの感動を受けました。聖歌隊は神様サイドとして礼拝を共に作り、新婦サイドとして御言葉に熱く反応し実践するハイブリットでハイセンスな使命だ」ということに気づいたんですね。
聖歌隊をする上で必要なのは第一に『絶対信仰』だと思っています。聖歌隊を卒業するその時までに極めてほしい部分ですね。正直、私は歌や楽器のうまさは二の次だと思っています。


うちの聖歌隊には、長年聖歌隊をしているベテランたちから最近礼拝デビューしたキラキラ新入生まで、多種多様な信仰歴のみなさんが所属しています。多分他の教会もそんな感じだと思う。
だからこそ、信仰歴が長い人たちには「御言葉に対する絶対信仰」を極めてもらいたいし、新しい子たちには「信仰ってどういうものなのか」「神様を愛する世界の楽しさ」を思う存分学んでもらいたいと思っています!(かっこいいこと言っときながらどこまで出来ているんだかw)


なんかいい感じに悟ってるじゃないですか。私自身もそれは自画自賛しちゃいそうな勢いで思ったんです。「神様から見た賛美や礼拝がどういうものなのかを知りたいと祈り倒した甲斐があるぜ!祈りは最強!」と。ところがどっこい。

この話を私は数年間、教会の誰にもできなかったのです。

「まじで?」って思ってくださった方もいるかもしれません。まじです。まじのまじです。どれぐらいまじで言わなかったというと、1人で抱えて病むぐらいwこれはまじですw
ビビっていました。これは自分でもやってみて本当だなと思ったけれど、私みたいなやつが言ってもいいのだろうか。信仰を持つまでまあまあやんちゃしてきた優等生じゃない私が言っていいのだろうかと本気で思っていました。


『証は真実さがあればいいのです。小さくても真実さがあればいいのです。』昨日の礼拝でも聞きました。アーメンです。できなかったことを悔い改めます。悔い改めの改めとして今日この記事を書いています。笑

まあ、そんな過去の経緯があるわけです。ちょっと長かったですが。
それでも「この悟ったことはどうにかして還元しないといけない」という思いもありました。
還元しないと!って思ったのが去年です。2020年。

そこから勇気を出して(?)牧会者に話すようになりました。「指導者に話すなんてもっての外!」とか思っていたんですが、自分のこの思いを一番解いてくれる人を考えたら牧会者に行きつきました。やっぱりいい選択したんだと思います。とてもよくわかってくださって応援してくださいました。そして前任の聖歌隊長が子育てで忙しいということもあり、あれよあれよというまに聖歌隊長に就任。流れがとても速かったです。最近とある教育で「問題を解決してくれる人の元で問題を解決してください」と聞いたのもあって、やはりこれは天の流れだったのかなあと再度感じますね。


ところがどっこいどっこい。さらにさらに。

聖歌隊の誰にもこの話できねえ。話していいのか?

という考えがやってきました。私が逃亡していた期間を含む2020年11月〜2021年1月の出来事です。もう悟って「方向性はこれだ〜〜!」と思っているのに全く話せない。「ほんまにわかってくれるんかな。ほんまにいい方向に動くんかな」メンバーのことも、神様のことも、御言葉も信用できていなかった時期でした。辞めることも検討するぐらい参っていました。(まだほとんど活動していないのにw)

結局、再度牧会者に相談。なんなら辞めるつもりで相談。でも話は5分で続ける方向にシフト。辞めるの「や」の字を発する余裕もない流れに。なんじゃこりゃ。その中で「誰か、話せそうな人はいないのか」と聞かれて1人だけ挙げたオンニ。今のオリブになってくれている姉さんに話すようになりました。

「なんで話してくれなかったの〜〜〜」
「話してくれてありがとう」
「私はずっと聖歌隊に関してこう感じていたから、一緒に作っていけたらいいな」

というようなことを言われました。
ここまで来て「話してよかった〜」と思う一方で、「なんでここまで話さなかったんだ〜」と思ってしまった私。笑
そういえば、以前他のことで相談したときに「なんでも話してね」って言ってもらったのに忘れてたんですよね。だから言われちゃいました。「1人で抱える前になんでも話してねって言ったじゃん〜〜!」って。あ、そうだったっけ。そういえば言ってくださっていたような。完全に忘れてた。。。ありがとうオンニ。。。

そういうわけで、かなり気楽に聖歌隊に関して相談できる関係性が築けました。ご飯とかよく行っていて雑談はよくするのに、信仰系の話はするの気まずかったんです。私が一方的にそう思ってた。でもそんな関係性も対話でとっぱらうことができました。「対話で和睦」とはこういうことなんだなと感じるばかりです。

今では、聖歌隊でやりたいこと、足りないから備えたいことを相談しあったり、一緒に練習を企画したり、裏方したり連絡したり、様々に役割分担しながら進められています。
まじでこれ私1人なら忙殺されていたわ。。。お互い、自分のすべきことに集中して協力しあえるようになってから、かなり気楽に聖歌隊を導くことができるようになっていると思いますし、天の時に合っている!(前回の記事)と感じながら企画できるようにもなってきました。ちょっと不安になったり心配な部分もあるだけれど、この使命、あほほど楽しい。

聖歌隊長の使命をもらった時、「私が悟ってきたことや気づいていることを放出すればいいんだな」とだけ思っていました。でもこうやって使命を持って走ってみると「私自身が変われるようにとこの使命を与えてくださっているんだな」ということを感じます。聖歌隊長の位置じゃないとこの変化は私には起こり得なかった。うん。
やはり「教会の中で与えてくださる使命は大小に関わらず、その人の考えや精神の成長・引き上げを応援するものなんだな」と感じるそんなこの頃です。

ABOUT ME
でんでん
神様の次にベースが大好きなキリスト教福音宣教会の関西人。 INFP-Aの内向型人間。営業に片足の太ももぐらいまで突っ込んでる企画職。神様の「愛」・「赦し」を表現するサウンドクリエイターになりたくて色々奮闘中。